新型コロナ感染の拡大は、社会のあらゆる人たちの生活に影響を与えていますが、とりわけ深刻な状況にあるのが在日外国人、なかでも、技能実習から失踪した人たち、難民申請をしている人たち、コロナの打撃を受けた業種で働く日本語学校の留学生や日系人らとその家族と言われています。こうした方々の多くは、仕事や住むところを失って困窮し、保健医療福祉を含めた様々なサービスや支援からも取り残されています。
みんなのSDGs 外国人との共生タスクフォース、国際保健協力市民の会(SHARE)、国立国際医療研究センター国際医療協力局連携協力部連携推進課、アジア経済研究所の四者は、困難な状況にある外国人が、必要な情報・支援・制度にアクセスできるようになるためのお手伝いをするプロジェクトMINNA(Migrants’ Neighbor Network & Action)を始動しました。このサイトでは、ベトナム、ミャンマー、ネパール等の外国人コミュニティや関係する方々から伺う経験談、アイデアや関連情報をもとに、SDGsの観点から解決策を探る場にしていきたいと考えています。
当面、以下のようなテーマのカテゴリーについて発信していく予定です。
- ベトナム、ミャンマー、ネパール各国の在日コミュニティは今
- 当事者(支援者、支援と必要としている方たち、各コミュニティのキーパーソン、Facebookの「インフルエンサー」、ステークホルダー、など)の声や経験談
- 困っている方々が必要な情報・支援・制度にアクセスできるようにする方策とは?
- SDGsの観点から考える解決策とは?
- 関連する調査や研究の紹介
- 国外との連携・国際協力とのつながり
- 参考となる本や記事、取り組んでいる方たちの紹介